【濃音化】韓国語の発音変化⑤～濃音化の4つのルールを極める～

こんにちは、ちびかにです！

韓国語には、７つの発音変化のルールがあります。

今回はその内の１つ「韓国語の濃音化（のうおんか）」を説明していきます。

実は、韓国語の濃音化はいろいろなルールがあるんです。

なのでその中でもよく使う4つのルールをここでは説明します。とりあえずこれだけ知っていれば大丈夫です！

韓国語の濃音化とは?

韓国語の濃音化とは、通常なら文中で濁って発音される音が濁らない詰まった音（濃音）になる発音変化の事です。

例えば

このようにいつもなら濁らせて読んでいた音が、小さい「っ」がついた音に変化することを言います。

濃音化のルール

濃音化のルールのうち、よく目にする4つを説明していきます。

濃音化のルール①パッチム「ㄱ ㄷ ㅂ」のあとに「ㄱ ㄷ ㅂ ㅅ ㅈ」

ㄱ ㄷ ㅂ の発音をするパッチムのあとに子音ㄱ ㄷ ㅂ ㅅ ㅈが来ると、子音ㄱ ㄷ ㅂ ㅅ ㅈの発音はそれぞれ濃音のㄲ ㄸ ㅃ ㅆ ㅉに変化します。

ㄱ ㄷ ㅂ の発音をするパッチム

パッチムㄱのあとに子音ㄱがあるので、子音ㄱは濃音化してㄲに変化します。なので発音は【학꾜（ハッキョ）】となります。

有声音化をチェックする！

パッチムㅂのあとに子音ㅅがあるので、子音ㅅは濃音化してㅆに変化します。なので発音は【입씨（イプッシ）】となります。

パッチムㅈのあとに子音ㄷがあるので、子音ㄷは濃音化してㄸに変化します。なので発音は【찯따（チャッタ）】となります。

この表を思い出してください

パッチムㅈの発音はㄷの音でしたね！なのでパッチムの発音もㄷになり、子音も濃音のㄸに変化して発音が【찯따（チャッタ）】となるんです。

濃音化のルール②パッチム「ㄴ ㅁ」のあとに「ㄱ ㄷ ㅅ ㅈ」

ㄴ ㅁの発音をするパッチムのあとに子音ㄱ ㄷ ㅅ ㅈが来ると、子音ㄱ ㄷ ㅅ ㅈの発音はそれぞれ濃音のㄲ ㄸ ㅆ ㅉに変化します。

ㄴ ㅁの発音をするパッチム

パッチムㄴのあとに子音ㄷがあるので、子音ㄷは濃音化してㄸに変化します。なので発音は【산따（シンッタ）】となります。

パッチムㄵのあとに子音ㄷがあるので、子音ㄷは濃音化してㄸに変化します。なので発音は【안따（アンッタ）】となります。

パッチムㄵの発音はㄴの音でしたね！なのでパッチムの発音もㄴになり、子音も濃音のㄸに変化して発音が【안따（アンッタ）】となるんです。

濃音化のルール③パッチム「ㄼ ㄾ」のあとに「ㄱ ㄷ ㅅ ㅈ」

パッチムㄼ ㄾのあとに子音ㄱ ㄷ ㅅ ㅈが来ると、子音ㄱ ㄷ ㅅ ㅈの発音はそれぞれ濃音のㄲ ㄸ ㅆ ㅉに変化します。

パッチムㄼ ㄾ

パッチムㄼのあとに子音ㄷがあるので、子音ㄷは濃音化してㄸに変化します。なので発音は【짤따（チャルッタ）】となります。

濃音化のルール④連体詞「ㄹ」のあとに「ㄱ ㄷ ㅂ ㅅ ㅈ」

連体詞ㄹのあとに子音ㄱ ㄷ ㅂ ㅅ ㅈが来ると、子音ㄱ ㄷ ㅂ ㅅ ㅈの発音はそれぞれ濃音のㄲ ㄸ ㅃ ㅆ ㅉに変化します。

簡単に言うと

• 韓国語の未来形➝ㄹ 것이다
• 「～する時」→ㄹ 때

などの文法に出てくるㄹのことです。(未来的な文法のときによく出てきます)

関係詞ㄹのあとに子音ㄱがあるので、子音ㄱは濃音化してㄲに変化します。なので発音は【할 꺼예요（ハル ッコエヨ）】となります。

• 알다（知る）→【알다（アルダ）】
• 만들다（作る）→【만들다（マンドゥルダ】

このように関係詞のㄹではないときは、濃音化はしません。

韓国語の濃音化のまとめ

濃音化の中でもよく使うルールは以下の4つです。

韓国人だって頭の中で「えっと～これはこうだから～」と考えながら発音しているのではなく、自然とその発音が身についてるから正しい発音が出来るのです！

はじめは考えながら発音するのも大切ですが、それ以上に単語を覚えながら一緒に発音する！これが一番効率的な覚え方です。

たくさん発音しながら発音変化にも慣れていってくださいね！

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