【激音化と弱音化】韓国語の発音変化④～ㅎの発音ルールを極める～

こんにちは、ちびかにです！

韓国語には、７つの発音変化のルールがあります。

今回はその内の１つ「ㅎの発音変化」を説明していきます。

ㅎは他の文字に比べて発音変化が起こりやすく、ㅎに関わる発音変化だけで3パターンあるんです！

韓国語の激音化～「ㅎ」の発音変化～

まずは激音化（げきおんか）について説明していきます。

韓国語の激音化とは?

韓国語の激音化とは、子音(パッチム）が激音に変化することを言います。

激音化のルール

激音化のルールは細かく分けると2つありますが、どちらも似た形なので覚えやすいです。

激音化のルール①パッチム「ㄱ ㄷ ㅂ」＋子音「ㅎ」

ㄱ ㄷ ㅂの発音をするパッチムの後に子音ㅎが来ると、ㄱ ㄷ ㅂの発音はそれぞれ激音のㅋ ㅌ ㅍに変化し、ㅎの所に入ります。

ㄱ ㄷ ㅂの発音をするパッチム

パッチムㄱのあとに子音ㅎがあるので、パッチムは激音ㅋに変化し、ㅎの所に入ります。なので発音は【차카다（チャッカダ）】となります。

パッチムㅂのあとに子音ㅎがあるので、パッチムは激音ㅍに変化し、ㅎの所に入ります。なので発音は【이팍（イッパク）】となります。

パッチムㅅのあとに子音ㅎがあるので、パッチムは激音ㅌに変化し、ㅎの所に入ります。なので発音は【모타다（モッタダ）】となります。

この表を思い出してください

パッチムㅅの発音はㄷの音でしたね！なのでㄷが激音のㅌに変化して発音が【모타다（モッタダ）】となるんです。

激音化のルール②パッチム「ㅎ」＋子音「ㄱ ㄷ ㅂ ㅈ」

パッチムㅎのあとに子音ㄱ ㄷ ㅂ ㅈが来ると、子音ㄱ ㄷ ㅂ ㅈはそれぞれ激音のㅋ ㅌ ㅍ ㅊの音に変化し、パッチムㅎは消えます。

パッチムㅎのあとに子音ㄷがあるので、子音は激音ㅌに変化し、パッチムㅎは消えます。なので発音は【조타（チョッタ）】となります。

パッチムㅎのあとに子音ㄷがあるので、子音は激音ㅌに変化し、パッチムㅎは消えます。なので発音は【나타（ナッタ）】となります。

韓国語の弱音化～「ㅎ」の発音変化～

次に弱音化（じゃくおんか）について説明していきます。

韓国語の弱音化とは?

韓国語の弱音化とは、簡単にいうとㅎの発音がほとんどなくなってしまう現象のことです。

弱音化のルール

パッチムㄴ ㅁ ㅇ ㄹのあとに子音ㅎが来ると、子音ㅎはほとんど発音されなくなりㅇに近い音に変わります。

そしてパッチムㄴ ㅁ ㅇ ㄹのあとに子音ㅇ（に近い音）が来るので、そこで連音化が起こります。

詳しく説明すると上のようになるんですが、パッチムㄴ ㅁ ㅇ ㄹのあとに子音ㅎが来たら、パッチムがㅎに移っちゃうと覚えてください！

パッチムㄹのあとに子音ㅎがあるので、ㅎの弱化が起こります。

そのまま読むと「キョルホン」ですが、実際の発音は【겨론（キョロンに近い音）】になります。

パッチムㄴのあとに子音ㅎがあるので、これもㅎの弱化が起こります。

そのまま読むと「ウンヘン」ですが、実際の発音は【으냉（ウネンに近い音）】になります。

「ㅎ」の脱落

連音化の例外②パッチムㅎは連音化しない！でも出てきましたね。

「連音化」をチェックする！

パッチムのあとにㅇが続くと連音化が起こりますが、パッチムㅎに関してはㅎがいなくなります（パッチムㅎの脱落）

連音化通りに読むと「チョハヨ」ですが、パッチムㅎはいなくなり発音は 【조아요（チョアヨ）】となります。

ちょっとレベルアップした例を連音化の例外②パッチムㅎは連音化しない！に載せているので、もうちょっと詳しく知りたいときは連音化も確認してみてください！

連音化を確認！

韓国語のㅎの発音ルールのまとめ

ㅎが関係する韓国語の発音変化は以下の3つです。

どれもよく出てくる発音変化です。

単語を覚える時は、口に出しながら一緒に発音してみてください。そうすれば頭で考えることなく、自然と発音変化が身についてきますよ！

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