【鼻音化】韓国語の発音変化⑦～鼻音化の2つのルールを極める～

こんにちは、ちびかにです！

韓国語には、７つの発音変化のルールがあります。

今回はその内の１つ「韓国語の鼻音化（びおんか）」を説明していきます。

覚えにくいとよく言われる鼻音化ですが、ルールは3つだけです！

それぞれのルールに当てはまる単語を1つずつ覚えておくと、頭の中でパニックを起こしにくいですよ！

韓国語の鼻音化とは?

韓国語の鼻音化とは、パッチムと子音の組み合わせによって、子音やパッチムがㄴ ㅁ ㅇの音に変化することをいいます。

鼻音化だけに限ったことではなく、連音化や濃音化などの発音変化は、読んだときに違和感なく発音できるように決められたものなんです。

鼻音化のルール

鼻音化には3つのルールがあります。

鼻音化のルール①パッチム「ㄱ ㄷ ㅂ」のあとに「ㄴ ㅁ」

ㄱ ㄷ ㅂの発音をするパッチムのあとに子音ㄴ ㅁのどちらかが来ると、パッチムㄱ ㄷ ㅂの発音はそれぞれㅇ ㄴ ㅁに変化します。

ㄱ ㄷ ㅂ の発音をするパッチム

パッチムㅂのあとに子音ㄴがあるので、パッチムㅂはㅁに変化します。

そのまま読むと「カムサハプニダ」ですが、実際の発音は【감사함니다（カムサハムニダ）】となります。

パッチムㄱのあとに子音ㅁがあるので、パッチムㄱはㅇに変化します。

そのまま読むと「ハングクッマル」ですが、実際の発音は【한궁말（ハングンマル）】となります。

パッチムㅅのあとに子音ㅁがあるので、パッチムㅅはㄴに変化します。

そのまま読むと「コジッマル」ですが、実際の発音は【거진말（コジンマル）】となります。

この表を思い出してください

パッチムㅅの発音はㄷの音でしたね！なのでパッチムはㄴに変わるんです。

鼻音化のルール②パッチム「ㅁ ㅇ」のあとに「ㄹ」

パッチムㅁ ㅇのあとに子音ㄹが来ると、子音ㄹはㄴに変化します。

パッチムㅁのあとに子音ㄹがあるので、子音ㄹはㄴに変化します。

そのまま読むと「ウムリョス」ですが、実際の発音は【음뇨수（ウムニョス）】となります。

パッチムㅇのあとに子音ㄹがあるので、子音ㄹはㄴに変化します。

そのまま読むと「チョンリ」ですが、実際の発音は【정니（チョンニ）】となります。

鼻音化のルール③パッチム「ㄱ ㄷ ㅂ」のあとに「ㄹ」

ㄱ ㄷ ㅂ の発音をするパッチムのあとに子音ㄹが来ると、パッチムㄱ ㄷ ㅂの発音はそれぞれㅇ ㄴ ㅁに、そして子音ㄹはㄴに変化します。

ㄱ ㄷ ㅂ の発音をするパッチム

パッチムㄱのあとに子音ㄹがあるので、パッチムㄱはㅇに、子音ㄹはㄴに変化します。

そのまま読むと「ハクッリョク」ですが、実際の発音は【항녁（ハンニョク）】となります。

パッチムㅂのあとに子音ㄹがあるので、パッチムㅂはㅁに、子音ㄹはㄴに変化します。

そのまま読むと「ポッリュル」ですが、実際の発音は【범뉼（ポムニュル）】となります。

韓国語の鼻音化のまとめ

有声音化の法則は以下の3つです。

いろんな変化がバンバン出てくるので慣れるまではちょっと大変ですね。

発音変化は頭で覚えるというよりも、口に出して読みながら覚えた方が自然と覚えられます！

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