TOPIK?ハングル検定?初心者ならどっちを受ける?2つの試験の違いを探る!

ハングル検定とtopik比較

こんにちは、ちびかにです!

韓国語のテストと言うと、大体みなさん「TOPIK」と「ハングル検定」この2つの名前を思い浮かべると思います。

ただ、あまり違いが分からなかったり勉強を始めたばかりだとどちらを受けたらいいのか分からないと思います。

なので今回は、この2つのテストの違いや初心者ならまずどちらを受験するのがいいのかについて書いていきます!

とらくん

オレもそろそろテスト受けてみるか!どっちがいいんだろ?

ハングル検定とは

ハングル検定とは「ハングル」能力検定試験のことで、一般的にはハングル検定として知られており、略して「ハン検」とも呼ばれています。

たまに「韓国語検定」と言う人がいますが、TOPIKと名前がごちゃ混ぜになっているみたいで、そのような名前のテストはありません。

ハングル検定は日本語を母国語とする人に向けて作られたテストで、特定非営利活動法人ハングル能力検定協会が実施してます。1993年から実施され、TOPIKよりも早くに始まったというのも特徴の1つです。

大学や高校によってはハングル検定資格を単位として認めている所もあります。

問題文は日本語で書かれています。この点はTOPIKとの大きな違いの1つになります。(TOPIKは全て韓国語で書かれています)

開催場所は日本のみで、全国の主要都市及び各会場で実施されています。

つまりハングル検定は日本人のために作られた韓国語の試験です。

名称:「ハングル」能力検定試験実施国

  • 日本実施回数:年2回(6月・11月)
  • レベル:5級から1級まで
  • 受験料
    1級 10,000円
    2級 6,800円
    準2級 5,800円
    3級 4,800円
    4級 3,700円
    5級 3,200円
  • 試験時間
    1・2級
    聞き取り 30分
    筆記   80分
    その他の級
    聞き取り 30分
    筆記   60分
    (2018年第50回から上記の試験時間に変更)
  • 合格点数
ハングル検定 100点満点
5級 60点以上
4級 60点以上
3級 60点以上
準2級 70点以上
2級 70点以上
1級 70点以上

TOPIKとは

韓国語能力試験のことで、英語表記の場合”Test of Proficiency in Korean”と表され、その頭文字をとってTOPIKともいわれます。実際TOPIKと言う名前の方がよく使われていますね!

TOPIKは韓国語を母国語としない人に向けて作られたテストで、日本での実施は財団法人韓国教育財団が運営していて、試験開始は1997年からです。

韓国の大学に入学する際や韓国企業に入社する際に、韓国語の実力の目安として使われます。

問題は全て韓国語で書かれています。

このテストは世界中で実施されていて、韓国では年6回、日本では年3回行われています。

つまりTOPIKは韓国語ネイティブではない人のために作られた試験です。

テストはTOPIKⅠ(初級)とTOPIKⅡ(中・上級)の2つに分かれています。

例えばTOPIKⅠ(初級)を受けた場合、そのテストで取った点数によって1級または2級合格、合格点数に達しなければ不合格と言うふうに設定されています。

TOPIKⅡ(中・上級)のテストの場合は点数によって3級~6級及び不合格に分けられます。

またTOPIKⅠは聞き取りと読解のみですが、TOPIKⅡになると書き取り問題が加わります。

  • 名称:韓国語能力試験(TOPIK)
  • 実施国:世界中
  • 実施回数:日本では年3回(4月・7月・10月)
  • レベル:1級から6級まで
  • 受験料
    TOPIKⅠ  3,500円
    TOPIKⅡ  4,000円
  • 試験時間
    TOPIKⅠ
    聞き取り 40分
    読解   60分
    TOPIKⅡ
    聞き取り 60分
    書き取り 50分
    読解   70分
  • 合格点数
TOPIKⅡ(初級)200点満点
1級 80点以上
2級 140点以上

 

TOPIKⅡ(中・上級)300点満点
3級 120点以上
4級 150点以上
5級 190点以上
6級 230点以上

ハングル検定とTOPIKの違いを比較

それぞれの試験を比較した時、何点か違いがあるので表にまとめてみました。

ハングル検定 TOPIK
開催場所 日本のみ 世界中
実施回数 年2回 年3回(日本)
最上級 1級 6級
出題形式 日本語 韓国語
書き取り問題 なし あり※2
面接 あり※1 なし

※1 ハングル検定の面接は1級1次合格者のみ
※2 TOPIKの書き取り問題はTOPIKⅡに出題あり

このように比較してみるとそれぞれ特徴があり、違いがあるのが分かりますね~

英語の試験で言えば、ハングル検定=英検TOPIK=TOEICのような感じです。

TOPIKに関して言えば年の実施回数が3回なので、ハングル検定と比べて実施回数が多い点は受験者にとってメリットではありますね。

ただ、設問がすべて韓国語なので初心者にとっては取っつきにくい部分かとも思います。

またレベルを比較してみるとハングル検定は最上級が1級なのに対して、TOPIKは6級が最上級です。真逆になる点には注意が必要です!

ハングル検定とTOPIKの難易度比較

ちびかに

それぞれの合格レベルを比べてみたよ!

ハングル検定の5級・4級は比較的合格率が高いこと、設問が日本語で書いてあることからTOPIKの初級よりも若干優しく感じるはずです。

またハングル検定3級とTOPIK3級を比較した時、TOPIKはTOPIKⅡの試験から書き取り問題が出てくるため韓国語の文章を書く練習をしていないと太刀打ちできない部分があります。

そのためハングル検定3級よりもTOPIK3級の方が難しく思えるでしょう。

ただハングル検定2級になると一気に合格率が低くなり、TOPIK6級合格者でもハングル検定2級に合格できない人も少なくないようです。

さらに1級になれば面接試験もあり難易度はもっと高くなります。韓国語ネイティブでもハングル検定1級は対策を取らないと難しいようです。

初心者はどっちを受ければいいの?

韓国語初心者であればハングル検定5級から受験することをオススメします!

なぜハングル検定からがいいのかと言うと、設問が日本語で書いてあるため取っ掛かり易い点と合格率が高い点からです!

やっぱり始めは受かったことで自分の中のモチベーションを上げていくことも必要です!

私は独学で韓国語を勉強し始めましたが、自分の実力がどのくらいになったのか1人で勉強していても分からなかったので韓国語のテストを受けてみようと思い、初めての韓国語のテストはハングル検定を受けることにしました。

実際合格出来た後は、合格の達成感から勉強のモチベーションも上がり、それからも韓国語の勉強を続けることが出来ました。

徐々に実力がついてくればどちらのテストでもいいかと思いますが、勉強を始めたばかりであればハングル検定をオススメします。

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