ハングルの仕組みと成り立ち~3分で分かるハングルの基本~

ハングルの仕組みと成り立ち

こんにちは、ちびかにです!

とらくん

韓国語のハングルってさ~なんか難しそうだよね・・・象形文字みたいでなんて書いてあるのか分からんよ・・・

韓国語の文字を見ると、最初に思うのは「これどう読むの?」ですよね。私も最初は頭の中が”?”でいっぱいになりました(笑)

でもね、実は簡単なんだよ!

ちびかに

韓国語の勉強をはじめる前に、このハングルの仕組みを知れば、スムーズにハングルを理解できるようになります。

ちょっと取っ付きにくく感じる韓国語ですが、まずはハングルの仕組みから勉強してみてください!

そして一緒にハングルの成り立ちについてもかんたんに説明していきます!

ハングルとは?


ハングルとは、韓国語で使われる文字のことです。

日本語と比較してみると

日本で使われることばを「日本語」と言うように、韓国で使われることばが「韓国語」です。

そして、日本語を書くとき「ひらがな・カタカナ・漢字」を使うように、韓国語を書くときに使う文字のことを「ハングル」といいます。

とらくん

たまに「ハングル語」って聞くけど、あれは何だ?
じつはそれ間違った呼び方なんだよ~

ちびかに

「ハングル語」ということばは存在しません。「韓国語」と「ハングル」がごちゃ混ぜになってできた間違ったことばです!

ハングルの仕組み

ちびかに

じゃぁ次はハングルの仕組みについて見ていくよ!

韓国語で使われる文字「ハングル」の仕組みについて解説していきます。

とらくん

ハングルって記号や模様みたいで分かりづらいんだけど大丈夫か?
すぐに謎は解けるよ!

ちびかに

ハングルの仕組み①母音と子音の組み合わせ

ハングルは母音と子音の組み合わせで出来ています!つまりローマ字のようなものです!

ローマ字で『KA(カ)』という音を表したいとき、子音のKと母音のAを合わせて「K + A = KA(カ)」と表現しますよね!韓国語も仕組み的にはこれと同じです。

たとえばというKの音をもつ子音と、というAの音をもつ母音を合わせて「ㄱ + ㅏ = 가(カ)」と表現します!

ハングルはある一定のルールに基づいて成り立っているので、早い人なら1日で読めるようになります。

とらくん

ふむふむ、そんなに難しくなさそうだぞ!

ハングルの仕組み②組み合わせパターンは4つ

ハングルは母音と子音の組み合わせで出来ていると言いましたが、その組み合わせ(形)は基本的に4パターンです。

韓国語の仕組み1

ローマ字のように子音が左に来て母音が右に来る形 (=パターン①)もあれば、子音の下に母音が来る形(=パターン②)もあります。

例えば「歌手」を韓国語にすると가수(カス)と書きます

韓国語の仕組み-3
子音+母音(パターン①)
子音+母音(パターン②)

を合わせて出来た単語です。

そしてパターン①の下に子音が来る形(=パターン③)とパターン②の下に子音が来る形(=パターン④)もあります。

韓国語の仕組み2

たとえば「ハングル」を韓国語で書くと한글と書きます

韓国語の仕組み-4
子音+母音+子音(パターン③)
子音+母音+子音(パターン④)

を合わせて出来た単語です。

ハングルの仕組み③パッチム

ハングルの組み合わせパターンは4つですね!

韓国語の仕組み5

とらくん

なんか③・④っておかしな形だなぁ~この下にある子音は何なんだ?

これは韓国語特有の形です。そしてパターン③・④のように「子音+母音+子音」の一番下に来る子音のことを「パッチム」といいます。

韓国語の仕組み6

パッチムに関しては「パッチムの記事」で詳しく説明するので、はじめは「こんな形があるんだなぁ~」と覚える程度で大丈夫です。

パッチムをチェックする!

ちびかに

ハングルを覚えるときは、まず母音と子音をマスターしてね!

ハングルの成り立ちと作った人

ちびかに

次はかんたんにハングルの成り立ちについて説明するよ!

「偉大な文字」という意味をもつハングルは、1446年に世宗(セジョン)大王によって作られました。

昔は韓国でもハングルではなく漢字が使われていました。

ですがあまり教育をしっかりと受けることができない当時の一般庶民は、漢字の読み書きができません。

『国民みんなが読み書きができる分かりやすい独自の文字をつくりたい』

そう考えた世宗大王が、有名な学者の人たちと一緒に作った文字が「ハングル」なのです。

そんな「ハングル」を作った世宗大王を知らない韓国人はいません!

セジョン大王

ソウルの中心部にある光化門(カンファムン)には世宗大王の大きな像があります!

1万ウォン札

そして1万ウォン札にも載っています!

とらくん

こりゃ、絶対みんな知ってるな

ちなみに韓国では10月9日は「ハングルの日」という祝日に制定されています。

「ハングルの仕組みと成り立ち」まとめ

ハングルの仕組みをかんたんにまとめると

  • ハングルは母音と子音の組み合わせで出来ている
  • 組み合わせパターンは4つ
  • ハングルにはパッチムがある

ローマ字のような組み合わせだと分かれば、今まで難しく思えたハングルも少しは簡単に思えてきませんか?

そしてハングルの成り立ちやハングルを作った人についても紹介しました。

韓国に旅行に行った時は、世宗大王が載ってるお札をチェックしてみてくださいね!

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