こんにちは、ちびかにです!
とらくん
韓国語の文字を見ると、最初に思うのは「これどう読むの?」ですよね。私も最初は頭の中が”?”でいっぱいになりました(笑)
ちびかに
韓国語の勉強をはじめる前に、このハングルの仕組みを知れば、スムーズにハングルを理解できるようになります。
ちょっと取っ付きにくく感じる韓国語ですが、まずはハングルの仕組みから勉強してみてください!
そして一緒にハングルの成り立ちについてもかんたんに説明していきます!
この記事の目次
ハングルとは?
ハングルとは、韓国語で使われる文字のことです。
日本語と比較してみると
日本で使われることばを「日本語」と言うように、韓国で使われることばが「韓国語」です。
そして、日本語を書くとき「ひらがな・カタカナ・漢字」を使うように、韓国語を書くときに使う文字のことを「ハングル」といいます。
とらくん
ちびかに
「ハングル語」ということばは存在しません。「韓国語」と「ハングル」がごちゃ混ぜになってできた間違ったことばです!
ハングルの仕組み
ちびかに
韓国語で使われる文字「ハングル」の仕組みについて解説していきます。
とらくん
ちびかに
ハングルの仕組み①母音と子音の組み合わせ
ハングルは母音と子音の組み合わせで出来ています!つまりローマ字のようなものです!
ローマ字で『KA(カ)』という音を表したいとき、子音のKと母音のAを合わせて「K + A = KA(カ)」と表現しますよね!韓国語も仕組み的にはこれと同じです。
たとえばㄱというKの音をもつ子音と、ㅏというAの音をもつ母音を合わせて「ㄱ + ㅏ = 가(カ)」と表現します!
ハングルはある一定のルールに基づいて成り立っているので、早い人なら1日で読めるようになります。
とらくん
ハングルの仕組み②組み合わせパターンは4つ
ハングルは母音と子音の組み合わせで出来ていると言いましたが、その組み合わせ(形)は基本的に4パターンです。
ローマ字のように子音が左に来て母音が右に来る形 (=パターン①)もあれば、子音の下に母音が来る形(=パターン②)もあります。
例えば「歌手」を韓国語にすると가수(カス)と書きます
子音ㅅ+母音ㅜ=수(パターン②)
を合わせて出来た単語です。
そしてパターン①の下に子音が来る形(=パターン③)とパターン②の下に子音が来る形(=パターン④)もあります。
たとえば「ハングル」を韓国語で書くと한글と書きます
子音ㄱ+母音ㅡ+子音ㄹ=글(パターン④)
を合わせて出来た単語です。
ハングルの仕組み③パッチム
ハングルの組み合わせパターンは4つですね!
とらくん
これは韓国語特有の形です。そしてパターン③・④のように「子音+母音+子音」の一番下に来る子音のことを「パッチム」といいます。
パッチムに関しては「パッチムの記事」で詳しく説明するので、はじめは「こんな形があるんだなぁ~」と覚える程度で大丈夫です。
ちびかに
ハングルの成り立ちと作った人
ちびかに
「偉大な文字」という意味をもつハングルは、1446年に世宗(セジョン)大王によって作られました。
昔は韓国でもハングルではなく漢字が使われていました。
ですがあまり教育をしっかりと受けることができない当時の一般庶民は、漢字の読み書きができません。
『国民みんなが読み書きができる分かりやすい独自の文字をつくりたい』
そう考えた世宗大王が、有名な学者の人たちと一緒に作った文字が「ハングル」なのです。
そんな「ハングル」を作った世宗大王を知らない韓国人はいません!
ソウルの中心部にある光化門(カンファムン)には世宗大王の大きな像があります!
そして1万ウォン札にも載っています!
とらくん
ちなみに韓国では10月9日は「ハングルの日」という祝日に制定されています。
「ハングルの仕組みと成り立ち」まとめ
ハングルの仕組みをかんたんにまとめると
- ハングルは母音と子音の組み合わせで出来ている
- 組み合わせパターンは4つ
- ハングルにはパッチムがある
ローマ字のような組み合わせだと分かれば、今まで難しく思えたハングルも少しは簡単に思えてきませんか?
そしてハングルの成り立ちやハングルを作った人についても紹介しました。
韓国に旅行に行った時は、世宗大王が載ってるお札をチェックしてみてくださいね!
\ 一緒に見てほしい記事 /
ハングルの母音!韓国語の基本を徹底マスター!\ こっちも見てね /
\ おすすめテキスト /
おー、わかりやすいですね!
ありがとうございますっ!